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弁護士による自己破産@名古屋駅

「自己破産した場合の財産」に関するお役立ち情報

ローンが残っている自動車と自己破産

1 銀行系の自動車ローン

いわゆる自動車ローンには2種類のものがあります。

一つは,主に銀行が行っている自動車ローンです。

これは,自動車を購入するための資金を借りるものになります。

このような形態の場合には,担保を取っていることは少なく,通常の借入れと同様に破産手続きにおいても処理される形になります。

2 クレジットカード系の自動車ローン

もう一つは,クレジットカード会社が行っている自動車ローンです。

これは,自動車を購入するために資金を借りるという形ではなく,クレジットカード会社が売主に代金を買主に代わって支払い,その分と分割支払手数料を買主がクレジットカード会社に分割で支払っていくというものです。

このような形態の場合,多くは,分割での代金の支払いまでクレジットカード会社等が所有権を留保するとの内容で契約がされることが多いです。

この契約は,所有権留保といい,担保権の一つです。

したがって,ローンの支払いの途中で支払うことができなくなった場合には,自動車はクレジットカード会社が引揚げ,ローンの支払いに充当することになります。

3 自動車ローンと自己破産

銀行系の自動車ローンの場合には,完全な所有権を破産者が有しているため,破産手続きの中で換価されるか,自由財産として認められる等して,所有を続けることになります。

一方,クレジットカード会社系の自動車ローンの場合には,所有権はクレジットカード会社が留保しているので,原則としては,支払を停止したところで引揚げられ,優先してクレジットカード会社への支払いに充てられることになります。

ただし,クレジットカード会社が,名義をクレジットカード会社にしておく等の第三者に対抗するための条件(これを「対抗要件」といいます。)を充たしていない場合には,破産手続きの方が優先することになるので,銀行系の自動車ローンと同様の取扱いをすることになります。

4 対抗要件

対抗要件を充たしているかどうかの判断は,かなり難しく,自動車の所有者名義が販売店のままであっても,契約の内容等によっては対抗要件を充たしていると判断されることもあります。

最高裁判例や最高裁判例に基づく実務上の扱いに対する適切な理解が必要であり,詳しくは弁護士にご相談ください。

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